17. ヒックの法則
Hick’s Law
選択肢の中からひとつを選ぶ場合、選択肢の数に比例して時間がかかる。選ぶものが決まっていたとしても、選択肢が多ければその分の時間がかかる。
ユーザーの意思決定にかかる時間は、選択行為におけるエントロピー量に比例する。単純に、メニューなどでは選択肢が増えるほど意思決定に時間がかかる。
これはある刺激に対して単純な反応をとる場合(Aが起こったら1のボタンを押し、Bが起こったら2のボタンを押す、など)に有効な法則で、意思決定に高度な考察が必要な場合にはあてはまらない。