「特別無料セミナー 2004年3月　メタデータでビジネスが変わる！」

– メタデータの世界的キーマンとウェブビジネスの国内プレーヤーによる大予測 –

このセミナーは終了いたしました。

「メタデータ」とは、データに関する構造化されたデータの意で、これを採用することにより、記述されている情報の中味に全て目を通さなくても、情報を選択したり情報を集めたりするための処理や活用が効率的に行えるような仕組みのことを指しています。

昨今、新しい情報発信の仕組みとして注目を集めるウェブログ（Weblog）におけるRSS（RDF Site Summary 、Rich Site Summary、Really Simple Syndication）や、W3C が「Semantic Web」のコンセプトの下に標準化を進める RDF（Resource Description Framework）も、メタデータを記述しようという動きです。このことから、従来の学術的な分野の取り組みといった印象から、益々ビジネスと密接な流れとなってきています。

第一部では、汎用的なメタデータの標準である Dublin Core（ダブリン・コア）を牽引すると同時に、欧米のメタデータの動向にも詳しいスチュワート・ワイベル氏とトーマス・ベーカー氏が、メタデータの最新動向やビジネスに及ぼす影響についてご紹介します。

第二部では、日本を代表するメタデータに関わるウェブビジネスのリーダー達や専門家を交えたパネルディスカッションを通じて、ビジネスにおける現状や今後の対応方法など、幅広い視点からメタデータの現在を探ります。

ウェブビジネスに関わる多くの方々や、企業の情報管理部門に関わる方々にとって、今後のビジネスのご参考となる多くのヒントを掴める絶好の機会です。
ぜひとも多くの方々のご参加をお待ちしています。

プログラム

オープニング
第一部：プレゼンテーション
- 「メタデータが及ぼすビジネスへの影響（仮）」
  スピーカー：スチュワート・ワイベル氏
- 「メタデータの欧州最新動向（仮）」
  スピーカー：トーマス・ベーカー氏
第二部：パネルディスカッション
- 「メタデータでビジネスは変わるのか？」
  - パネリスト：（50音順）
  - 進行：篠原稔和（ソシオメディア株式会社・代表取締役）

スチュワート・ワイベル氏　プロフィール

米国オンライン・コンピュータ図書館センター（OCLC：Online Computer Library Center）の Consulting Research Scientist。メタデータの標準仕様「Dublin Core（ダブリン・コア）」の策定を行う機関であるDCMI（Dublin Core Metadata Initiative）を1995年に立ち上げ、世界を横断した標準化活動を牽引してきている。また、IW3C2（the International World Wide Web Conference Committee）の創設メンバーでもある。

トーマス・ベーカー氏　プロフィール

ドイツの研究機関であるフラウンホーファー研究機構（Fraunhofer Gesellschaft）の研究者。また、DCMI（Dublin Core Metadata Initiative）の Usage Board においてリーダーを務めている。Dublin Core の開発においては、理論的な面と合意形成に関して重要な役割を果たしている。また、10カ国語を話す言語の才能に恵まれ、DCMI の中にあっていち早く多言語対応の重要性を説いてきている。現在、EUからの研究助成を得て、メタデータスキーマに関する研究・啓蒙活動を進行中。

開催概要

日時：2004年3月8日（月曜日）　13時30分から17時（13時00分受付開始）
会場：グランドヒル市ヶ谷（東京都新宿区市谷本村町4-1 本館2F「芙蓉」）地図参照
対象：ウェブビジネスに関わる全ての方、企業の情報統括管理部門の方
定員：84名（定員に達し次第、締め切らせていただきます）
参加料：無料（事前登録制）
主催：ソシオメディア株式会社
後援：株式会社インフォザイン
協賛：インフォコム株式会社, 月刊コンピュートピア, 月刊ソリューションIT
備考：英語から日本語への逐次通訳付き

「特別無料セミナー 2004年3月 メタデータでビジネスが変わる！」