36. ゼロ・ワン・インフィニティ

Zero One Infinity Rule

個数に関して恣意的な仕様を作らない。要素の存在可能な個数は基本的に0か1か無限とする。一覧の項目数、フォルダの階層数、入力欄の文字数など、ユーザーが増やせるものに数の制限をつけない。またどれだけ増えてもUIが破綻しないようにする。

例えばフォルダ階層の設計では、ルートフォルダには0個の親フォルダがあり、各サブフォルダには必ず1つの親フォルダがあり、そして各フォルダは無限個の子フォルダ/ファイルを持てる、という仕様になっているのが普通。またユーザーが項目を追加できるツールバーでは、数を制限せず、入り切らない分はメニューなどからアクセスできるようになっている。