33. ナビゲーション項目は名詞にする

Noun For Navigation Items

多くの場合、ナビゲーション項目がやることベースの動詞表現になっているとそこに何があるのかわかりづらく、またやること別に画面を作ると似たような一覧表示画面が増えてしまう。情報の種類ごとに画面を作り、ナビゲーション項目は名詞表現にする。

Twitter アプリの例。かつては Connect や Discover といった動詞表現が用いられていたが、Notifications や Messages といった名詞を前面に出すようになった。コンテンツをユーザーの「やること」別にグループ化するとラベルが抽象度の高い動詞になってしまいわかりにくい。コンテンツの種類を具体的な名詞であらわす方がよい。Intercom の例。プロダクト名にかつては Engage, Respond, Educate といった動詞表現が用いられていたが、わかりにくいということで Messages, Inbox, Articles という名詞表現に変更された。業務アプリでは業務名を動詞表現でメニュー項目にすることが多いが、同じような画面が分散してわかりにくくなる。できるだけ情報の種類(エンティティ名)を名詞表現でメニュー項目にする。