26. 名詞→動詞 の操作順序

Noun-Verb Paradigm

ユーザーがまず対象物(名詞)を選び、それからアクション(動詞)を選ぶようにする。これが GUI の基本的な操作順序。アクションを先に選ばせると「対象物の選択待ちモード」が発生して操作の自由度が下がってしまう。

オブジェクト指向プログラミングの実装観点では、ユーザーが選択したオブジェクトに対してアクションがメッセージとして送られるという意味で Object-Verb Syntax(目的語→動詞 構文)とも呼ばれる。

一覧から項目を選び「開く」ボタンを押すようになっている画面(良い例)と、まず「開く」ボタンを押して次の画面で一覧から項目を選び「OK」ボタンを押す画面(悪い例)