リハビリ訓練支援ロボット管理システムのインターフェースデザイン
- 医療
2017年
院内におけるロボット型装置を用いたリハビリ訓練の管理/実施を行うソフトウェアアプリケーションのインターフェースデザインを行いました。
チャレンジ
上肢麻痺のリハビリテーションに用いるロボット型訓練支援装置を対象とした、訓練メニューの設計や訓練結果の記録・分析、訓練中の患者への指示等を行うアプリケーションに対し、インターフェースの改善を行いました。
はじめにエクスパートレビューによって抽出されたデザイン課題と、クライアントが収集した医療関係者からの要望を相互に分析して、次期バージョンへの要求事項をまとめました。
タスクベースの手続き的な作業フローがシステムの学習効率を損なう要因となっていたため、「患者」や「訓練」といった主要オブジェクトを基準としてインターフェースを再構成し、システムの全体像を把握しやすくするとともに作業の自由度と効率を高めました。
また、訓練結果を美麗なインフォメーショングラフィックスで可視化するなど、訓練へのモチベーションを高める方策を提案し、デザインを作成しました。