ウェブアプリケーションUI設計セミナー

次回実施予定

  • 日付:
    • このセミナーは終了しました。
  • 日数:1日
  • 時間:
    • 10:00から17:00(6.0h)
    • 受付:9:30から
    • 休憩:65分
  • 価格:84,000円(税込)
  • 定員:12名(最小実施人数5名)
  • 場所:ソシオメディア株式会社
    (東京都新宿区/地図

スライドのキャプチャ
セミナー資料より。抽象度の高い要素の解説。

スライドのキャプチャ
セミナー資料より。具体的な要素の解説。

スライドのキャプチャ
セミナー資料より。要素の配置に関する解説。

ウェブアプリケーションのユーザーインターフェース(UI)設計は、BtoB、BtoC のウェブサイト、または業務システムにおいて、もはやビジネス上の成功と切っても切り離せないものです。どんなに有益な情報がデータベース上に存在していても、また、どんなに優れたビジネスロジックが組まれていても、それがユーザーにとって適切なUIとして見えていなければ使いものにならないからです。

このセミナーは、実用的なウェブアプリケーションを構築するために不可欠な、画面設計のノウハウを解説する講座です。UIが、ユーザーにとってのウェブサイトやアプリケーションの品質を決定づけてしまうにも関わらず、その設計には高度に専門的な知識とデザインセンスが必要です。

セミナーで取り組む豊富な演習を通して、ユーザーとウェブアプリケーションの適切なコミュニケーションの在り方から、ユーザーのニーズや行動を画面要素や画面遷移に落とし込むスキル、設計プロセス自体をユーザー中心の視点に変えていく方法まで、「効果的なUI設計に必要な流れと、知っておくべきポイント」を身につけましょう。

対象者

ウェブベースの業務アプリケーションやインターネットサービスに関する、以下の職域の方など。

  • システム/サービス企画担当者
  • 開発プロジェクトマネージャー
  • ITエンジニア
  • デザイナー

前提条件は特にありませんが、実務で業務アプリケーションやネットサービスのUI設計の経験があると望ましいと言えます。

利用場面

  • フォームでの各コントロールの使用方法や、エラーの出し方など、ユーザーとのトランザクションが発生する重要な場面で、具体的な設計技法に悩んだ場合。
  • ユーザーと、システムを介した意思疎通を可能にする、インタラクション(ユーザーとの対話)上の言語や文法、文化、世界観を構築するための基本概念を理解したい場合。
  • クライアント・サーバーシステムや汎用系の開発から、ウェブに移行するにあたって、ユーザビリティの考え方を習得しておきたい場合。

到達目標

  • ユーザーインターフェースデザインに必要な基本事項が理解できる。
  • よいユーザーインターフェースとは何かを理解できる。
  • ウェブアプリケーションのユーザーインターフェースを構成する各種デザイン要素を抽象レベルごとに理解できる。
  • ダイアログやエラーの扱いといった、対話型ユーザーインターフェースに必要な設計スタンスを理解できる。

内容

このセミナーの内容は、以前実施されたウェブアプリケーション画面設計トレーニングコース「基礎知識:ウェブアプリケーション画面設計入門」「設計技法1:情報構造とフォームコントロール」「設計技法2:機能分析と画面遷移」と一部重複する部分があります。

  1. ユーザーインターフェースとは
    • ユーザーインターフェースとインタラクションデザイン
    • ユーザビリティ
  2. ユーザーインターフェース設計の基礎
    • メンタルモデル
    • 知覚的アフォーダンス
  3. GUI のパラダイム
    • 操作シンタックス
    • コントロール
  4. ウェブアプリケーションのモデル
    • コンセプトモデル
    • 構造モデル
    • 組織モデル
  5. ウェブアプリケーションのインタラクション
    • ナビゲーションと照会
    • 操作と編集
    • ダイアログとエラー
    • ユーザー支援
  6. ウェブアプリケーションのユーザーインターフェース
    • スタイル
    • レイアウト
    • コントロール表現
    • インフォメーショングラフィックス
    • ラベル

参加者の感想

  • 演習がある点は、自分で考えることが必要となるのでとてもためになる。
  • GUI の基礎を改めて体系的に確認することができ、勉強になった。
  • 上流工程、UIの話、二つの観点を同時に学ぶことができた。経験に依存する部分も分かり、自分が次に何をすべきか見えた気がする。
  • フォームオブジェクトの長、短所など、実用的な資料がもらえた。演習によって自分の考え方のクセが分かり、矯正に役立ちそうだ。