Designing with Web Standards
– XHTML + CSS を中心とした「Web 標準」によるデザインの実践 –
ジェフリー・ゼルドマン (著), 石田 優子 (翻訳), ソシオメディア株式会社 (翻訳)
毎日コミュニケーションズ ; 2004年10月19日 ; ISBN: 4-8399-1311-0 ; 3,045円 (税込) ; 359ページ
ウェブ制作における課題を解決する「ウェブスタンダード」の手法を解説
サイト構築にまつわる諸問題を、「ウェブスタンダード」によって解決するための手法をまとめた、ウェブデザイナー、開発者、企業・自治体のウェブ担当者必読のバイブル。使いやすいウェブを実現するうえでの標準的な指針を、実践的な形で解説しています。
本書の特長
"本書を通じて、ゼルドマンは、W3C の勧告となっている XHTML や CSS や DOM、ECMA のECMAScript の重要性を説いている。しかし、彼が W3C 信奉者とも言われる人々と一線を画しているのは、デザイナーやウェブ開発者、サイト運営者の立場に立って発言し続けている点にある。彼は、テーブルレイアウトと XHTML、CSS を使った過渡的な、ハイブリッドの手法を認める。XHTML Strict よりも XHTML Transitional を推奨している。なぜならば、それが現在のウェブデザイナーにとって、現実的な解だからだ。そしてそれが、ユーザーにデメリットをもたらさないからだ。というよりは、ユーザーの求める姿により近いからだ。"
(訳者あとがきより)
主な内容
- Part1 ヒューストン、トラブルが発生した
- はじめる前に
- Chapter01 ウェブサイトの99.9%は時代遅れ
- Chapter02 ウェブスタンダードによるウェブのデザインと構築
- Chapter03 ウェブスタンダードに関するトラブル
- Chapter04 XML が世界を征する(そしてその他のウェブスタンダードのサクセスストーリー)
- Part2 デザインと構築
- Chapter05 モダンなマークアップ
- Chapter06 XHTML:ウェブの構造改革
- Chapter07 厳格なマークアップ、ハイブリッドなマークアップ
- Chapter08 実例による XHTML:ハイブリッドレイアウト(Part1)
- Chapter09 CSS の基本
- Chapter10 CSS の応用:ハイブリッドレイアウト(Part2)
- Chapter11 ブラウザと協調して Part1:DOCTYPE スイッチと標準モード
- Chapter12 ブラウザと協調して Part2:ボックスモデル、バグ、そして回避策
- Chapter13 ブラウザと協調して Part3:タイポグラフィー
- Chapter14 アクセシビリティの基本
- Chapter15 DOM ベースのスクリプト
- Chapter16 CSS によるリデザイン