ユーザーオリエンテッドなサイト構築のための実践 Web デザイン論
ダレル・サノ (著), 篠原 稔和 (翻訳), 松岡 裕典 (監修)
翔泳社 ; 1997年10月1日; ISBN: 4881355546 ; 301ページ
ユーザーインターフェースのデザイン原理を豊富な実例とともに解説
大規模なウェブサイトの豊富なデザイン経験をもとに、インターフェースの原理とプロセスを、豊富な例をあげながら解説しています。
本書の特長
"この本は、WWW の HTML ページを効果的に制作するための作業プロセスと応用デザインの方法論について書かれています。この方法論には、ビジュアルコミュニケーションデザイン、ユーザーインターフェースあるいはインタラクションデザインの分野で見い出された原理原則が応用されています。基本的にビジュアルデザイン原理にあるものは、すぐに Web ページのデザインに応用でき、さらにユーザーの行為に積極性を付加し、直接的にコミュニケーションの効果を強化し改善することを可能にします。"
(序文より)
主な内容
- Chapter1 はじめに
- 「Web に載せる」緊急性
- Web パブリッシングのためのデザインコラボレーション
- Chapter2 デザインの準備
- Web に親しむ
- 実際の Web サイトを見る
- Web パブリッシングの限界と制限
- プロジェクトの目標を決定する
- Chapter3 組織構造のフレームワークをデザインする
- Web での組織構造のフレームワーク
- 階層を使って分類する
- 組織構造のフレームワークをデザインする
- ユーザータスクをサポートするデザイン
- タスクフローチャートを”ペーパープロトタイプ”に変える
- 組織構造のフレームワークはページの”種類”を明らかにする
- デザイン仕様を策定する
- Chapter4 Web へのビジュアルデザインの適用
- 複数の分野を横断するデザイン
- 組織構造のフレームワークをビジュアルに表現する
- ページのビジュアルデザイン
- アイデンティフィケーションのためのグラフィックとテキスト
- Web のためのページデザイン
- ナビゲーションを支援するデザイン
- Chapter5 ビジュアルデザインワークショップ
- Netscape Navigator の拡張 HTML
- Netscape Navigator のテーブルデザイン
- Netscape Navigator のFRAMESET 文書を使ったデザイン