SimpleWeb – パフォーマンス
SimpleWeb(シンプルウェブ)は非常に効率的なアプリケーションです。SimpleWeb は、以下のようなステップでページを変換します。
- 訪問者のブラウザーからリクエストを受け取る。
- サイトをホスティングしているウェブサーバーにリクエストを出す。
- ウェブサーバーとネットワークがデータを出すのを待つ。
- ページを変換する。
- 変換したページをユーザーのブラウザーに送る。
テキスト版のページを表示するまでの反応時間(ウェブサイトの訪問者が、何らかの表示を見るまでの待ち時間)が、オリジナルのページと比べてどれだけ異なってくるかは、上記のステップの2、3、4にかかる時間に左右されます。
一方、SimpleWeb を使ってページを表示するのにかかる時間を、そのウェブサーバーから直接表示するのにかかる時間と比べてみると、SimpleWeb を使ってページを表示する方が速い場合が多くあります。これは、テキスト変換されたページが元のページよりもシンプルな HTML を持ち(レイアウトテーブルの複雑な入れ子が削除されるなど)、画像が排除されることなどによって、データの転送量が少なくなり、ブラウザーのレンダリング時間が短縮されるためです。また、元のページのアクセシビリティが高いほど SimpleWeb が実行するタスクは簡単になるため、出力に要する時間も短縮されます。