再生(Player)
音楽、ムービー、スライドショーなどを、制御可能な状態で再生する。
理由:GUI の視認性やインタラクティブ性を活かした、情報量と魅力に溢れるコンテンツを、ユーザーが有効利用できるようにするため。
ムービーの再生
効能
- 視覚だけでなく、聴覚情報や、ユーザーの操作に対して反応するゲーム性のあるコンテンツを楽しめる。
- 時間軸によるひとつながりの情報から、任意の箇所を切り出して閲覧できる。
用法
- あらかじめ編集された、時間軸を持つコンテンツを、「再生」ボタン押下などのイベントの取得によって再生する。
- 再生の巻き戻しや早送り、停止、音量調節などの制御用のコントロールを配置する。
- 自動再生は行わない。
- できる限り音声情報と視覚情報の双方を提供し、一方の内容に偏りが出ないようにする。
- 閲覧(Viewer)と同様、単なる「データ」から、ユーザーにとって意味のある「情報」に変換して再生する。
- インタラクティブ性が高い場合は、操作とそれに対する反応を明確に対応づける。
スライドショーの再生
注意書き
- コンテンツの読み込み完了後、自動的に再生が開始されると、ユーザーがそのコンテンツを目的としていない場合、混乱が大きく、停止方法も分からず、本来の目的を完遂できない恐れがある。
- 音声情報は、図書館などの静かな環境では、周囲に迷惑がかかる場合がある。小さめの音量を初期値としておくとよい。