ウェブ・ユーザビリティ&アクセシビリティ・ガイドライン
– 最適なサイト構築のための論理的アプローチ –
石田優子 (著), ソシオメディア株式会社 (協力)
毎日コミュニケーションズ ; 2003年4月21日 ; ISBN: 4-8399-1025-1 ; 2,625円 (税込)
誰もがアクセスできる使いやすいサイトを作るためのノウハウを凝縮
サイトの基礎デザインを行う時に考慮すべきこと、各ページを実際にデザインする際に注意すべきことを、ユーザビリティとアクセシビリティの面から具体的に示しています。ソシオメディアは本書において、内容全般についてのアドバイス、事例提供、「W3C/WAI ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン」の訳文提供を行っています。
本書の特長
"ユーザビリティとアクセシビリティという概念になじみがない方のために切り分けて項目を立てていますが、本文でも説明するように、この二つはバラバラの概念ではありません。二つを組み合わせ、応用して行くことで、誰でもが簡単に情報、サービスを得られるサイトを実現することが可能になります。運営側の自己満足でなく、ユーザの立場に立った、ユーザに親切なサイトを作る上での目安となるガイドライン、それが本書が目指す地点です。"
(「はじめに」より)
主な内容
- 第1章 ウェブのユーザビリティとアクセシビリティ
- ウェブという世界
- ウェブユーザビリティとは
- ウェブアクセシビリティとは
- 障害に対する支援技術
- アクセシビリティはサイトを魅力のないものにするという誤解
- デザインの一部としてのユーザビリティとアクセシビリティ
- 第2章 ユーザビリティとアクセシビリティの評価方法
- ユーザによるテスティング
- 異なる環境での動作確認
- サイトを使用しているユーザの調査
- チェックツール
- アクセシビリティ・チェッカー
- 本書のガイドライン
- 第3章 ガイドライン1 サイトを作り始める前に
- 企画
- 構成
- URL
- 第4章 ガイドライン2 サイトの基礎デザイン
- ページレイアウト
- カラー
- フレーム
- ナビゲーション
- トップページのデザイン
- 個々のページのデザイン
- 第5章 ガイドライン3 ページ要素のデザイン
- テキスト
- 画像
- リンク
- テーブル
- イメージマップ
- マルチメディア
- 検索
- フォーム
- JavaScript
- アプレット/プラグイン
- その他
- 第6章 アクセシビリティ指針
- W3C/WAI「ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 1.0」
- リハビリテーション法第508条の電子・情報技術アクセシビリティ基準
- 日本のアクセシビリティ指針
- 企業のウェブアクセシビリティ指針