IxEdit
ブラウザの中に表示される IxEdit ダイアログ
IxEdit ダイアログ
jQuery によるパワフルなインタラクション
ローカルDBの活用
ウェブページに簡単にインタラクションを追加できるデザインツール
IxEdit は JavaScript ベースのウェブ用インタラクションデザインツールです。IxEdit を使えば、デザイナーやエンジニアは、コーディング無しで DOM スクリプティングを実践し、ウェブページ上の要素をダイナミックに変更したり、追加したり、動かしたり、変形させたりすることができます。特に、IxEdit はウェブアプリケーションのプロトタイピング段階において様々なインタラクションを即座に作って試してみるのに役立つでしょう。
IxEdit は、下記サイトより無料でダウンロードできます。
インタラクションとは?
インタラクションとは、ユーザーのアクションに応じてスクリーンの状態が変化することです。つまり、ユーザーインターフェースの振る舞いと言ってもよいでしょう。例えば、ユーザーがボタンをクリックすると画像が切り替わったり、あるいはエッジをドラッグすると表示領域が広がったりすることなどがインタラクションです。ユーザーはこのように様々なインタラクションを通じてコンピュータで作業を行っています。
IxEdit で問題を解決
ウェブページにインタラクションを実装するためには、JavaScript を使ったプログラミングが必要です。しかし多くのデザイナーにとって、JavaScript を扱うことは簡単ではありません。そのため、よくデザインされたインタラクションをウェブに加えるのは難しい作業でした。IxEdit はこの問題を解決します。HTML と CSS の基本知識さえあれば、自由にインタラクションを作成できます。JavaScript のコーディングは必要ありません。
特徴
IxEdit は、編集対象のウェブページの中に組み込んで使用する全く新しいタイプのツールです。作成したインタラクションはその場でウェブページに適用されるため、ブラウザの中で動作をリアルタイムに確認しながら編集作業を行うことができます。
IxEdit は指定されたパラメーターから自動的に JavaScript を生成します。IxEdit が生成する JavaScript コードは、国際的に広く使われているオープンソースの JavaScript ライブラリーである jQuery および jQuery UI を用いて、様々なインタラクションを実現します。ブラウザ間の違いも気にする必要がありません。
編集中のインタラクションは、ローカル環境のデータベースに保存されます。そのため、ブラウザを一度閉じたりリロードしたりしても編集データは失われません。またオフラインの状態でもインタラクションの編集作業を行うことができます。Firefox または IE で IxEdit を使う場合には、ローカルデータベースを使うために Gears をあらかじめブラウザにインストールしておく必要があります。
必要環境
IxEdit を使用するためには、以下の環境が必要です。
- Safari 3.1 以上、Chrome、Firefox 3 以上、Internet Explorer 7 以上、のいずれかのブラウザ。
- Gears(Safari では不要、Chrome ではあらかじめ組み込まれているのでインストール不要)。
- UTF-8 でエンコードされ、標準モードで記述された編集対象の HTML ファイル。
Firefox または Internet Explorer で IxEdit を使う場合は、ブラウザに Gears をインストールしておく必要があります。
IxEdit を正しく動作させるには、編集対象の HTML が UTF-8 でエンコードされている必要があります。また、その HTML の内容は、標準モードで記述されている必要があります。
生成された JavaScript の動作環境
IxEdit が生成する JavaScript は、以下のブラウザで動作します。
- Internet Explorer 6 以上
- Firefox 2 以上
- Safari 3 以上
- Opera 9 以上
- Chrome
詳しくは
IxEdit に関する詳細とダウンロードは、IxEdit サイトをご覧ください。詳しいユーザーガイドとサンプルも掲載しています。