R-R-M 展開
複数の異なる検索(Retriever)を連続して提示しながら対象を限定していき、一覧操作(Manipulator)画面に辿り着かせる。
理由:対象レコードを抽出するために複雑な条件指定が必要な場合に、ウィザード(Wizard)式の画面展開によって段階的に作業を進行できるようにするため。DBマネージャを構成する画面展開。
複数の検索画面を経た後で一覧操作画面に辿り着く
効能
- 前の検索結果によって次の検索条件を変化させながら、必要な回数だけ条件分岐させることができる。
- フレキシブルペインを用いたシングルウィンドウでの動的な画面展開を実装できない場合でも、状況によって入力項目が変化するような表現ができる。あるいは、多量の条件項目を提示できる。
用法
- 対象オブジェクトを抽出するための検索(Retriever)を、ウィザード式に複数画面の遷移で提示する。
- 「戻る」「進む」といったボタンを配置し、作業段階を前後に移動できるようにする。
- 一覧操作(Manipulator)画面に辿り着いたら、要件に応じて、MV 展開 や RM-E 展開 といった画面展開に繋げる。
- 一覧操作画面から最初の検索画面に戻れるようにする。別な検索作業を続けて行えるようにするため。
R-R-M のモデル
注意事項
- 検索画面が何度も繰り返し提示され、なかなか結果画面(一覧操作)に辿り着かないと、ユーザーのストレスは大きくなる。早い段階で結果を出し、それから必要に応じてさらに絞り込めるようになっているとよい。