エッジのロックオン
サイズの伸縮が可能なウィンドウ/ペイン/ブロックにおいて、内部に配置されるコントロールのエッジを外枠に対してロックし、マージンが一定になるようにする。
理由:画面面積を有効に使って操作効率を高めるとともに、コントロール同士の相対的な位置関係を保ってレイアウトを論理的にするため。
エッジがロックオンされた画面
効能
- ユーザーが好みのサイズにウィンドウやペインをリサイズした際、コントロール同士の位置関係が保たれるため、一貫した操作性を提供できる。
- 無駄な余白を発生させず、画面面積を最大限に活用できる。
- 高さ/幅を固定するコントロールと固定しないコントロールを区別することで、入力されるデータの性質を示唆できる。
用法
- テキストボックス、コンボボックス、リストボックス、データグリッド、グループボックスといったコントロールの四辺が、ウィンドウやペインの外枠、あるいは隣り合うコントロールから一定の距離を保つよう、個別に指定する。
- ウィンドウ/ペインの高さがリサイズされた際は、その中に含まれる単数行のテキストボックス/コンボボックスの高さは固定とし、複数行テキストボックスやリストボックスなどが上下に伸縮してマージンを一定に保つ。つまり高さ可変のコントロールがない場合には、ウィンドウ/ペインの高さはリサイズできないようにする。
注意書き
- 要素をセンター合わせにする時以外、コントロールのマージンは相対的な値にならないようにする。
- 入力桁数が決まっているコントロールは、コントロールの幅をその桁数に合うように固定し、エッジをロックオンしない。
発話例
- 「小田くん、ここのテキストボックスがちゃんとロックオンされてないみたいだよ。」