自治体向けシステムの OOUI デザイン支援

自治体向けシステムに関して、OOUI（オブジェクト指向ユーザーインターフェース）デザインの手法をもとに、デザインガイドラインと作成と運用支援を行いました。

チャレンジ

タスクを起点に構成された現行システムをOOUI（オブジェクト指向ユーザーインターフェース）へとリデザインしたいというご依頼をうけ、まずはプロジェクトメンバー向けに「OOUI トレーニング」を実施し、そのデザイン手法についての共通認識を深めました。

その後、現行システムを対象に「エクスパートレビュー」を行い、改善点を整理した上で、新システムのコンセプトデザインに取り掛かりました。

コンセプトデザインでは、具体的なユーザーインターフェースのスケッチをもとにプロジェクトメンバーとディスカッションし、手続き的な業務をどのように OOUI に転換していくのが良いか検討を重ね、形にしていきました。

そして定義した新システムのデザイン原則やアプリケーションの構造、振る舞いやスタイリングは、デザインガイドラインとして開発時に参照できるようにドキュメント化しました。

また、デザインガイドラインの運用を支援するため、開発に伴ってあらわれた個別の課題についてソシオメディアの知見に基づいたアドバイスを行い、新たな定義や改修が必要なものについてはデザインガイドラインに反映していくなど、プロジェクトを通して継続的な支援を行いました。