NPSとUXについて知っておくべき10の大切なこと

原文: 10 Things To Know About Net Promoter Scores And The User Experience [2012/4/24](翻訳: ソシオメディア株式会社) NPS を全社的メトリクスとして採用する企業がますます増えています。 多くの企業では、UXメトリクスを含むすべてのメトリクスが NPS にまとめられるのです。 そこで、UX向上を図るために NPS について知っておくべき10の項目をまとめました: NPS は顧客ロイヤルティを測るものであり、ひとつの質問に基づいています:「あなたがこの製品を友人や同僚に薦める可能性はどのくらいですか?」という質問に対し、答えの選択肢が0(薦める可能性は非常に低い)から10(薦める可能性が非常に高い)までの段階があります。回答は次の3つに分類されます。 推奨者:9〜10ポイント 中立者:7〜8ポイント 批判者:0〜6ポイント 推奨者の割合から批判者の割合を引いてパーセントとして表すと NPS になります。例えば、推奨者が100人、中立者が30人、批判者が80人の場合、NPS は9.5%(20を210で割る)となります。これは批判者よりも推奨者が9.5%多いということを示しています。NPS が-10%なら、批判者の方が推奨者よりも10%多いということになります。 ※Net Promoter、Net Promoter Score および NPS は Satmetrix Systems, Inc.,、Bain &Companyと Fred Reichheld の登録商標であることを明記しておきます。 NPS の魅力はそのシンプルさにあります(スコアが付けやすく、質問がひとつのみ)。また、NPS はパーセンテージで表されるので、会社の重役や数学が苦手な人に説明するときに平均率よりもずっと分かりやすく感じてもらえるのです(例えば、NPS 70%とするのに対して、平均率だと10のうちの7.9)。パーセンテージがマイナスだと混乱しやすいこともあり、企業によっては NPS 値を「スコア」とよび、パーセンテージとは言わない場合があります。純利益と同じようなものだと考えればいいでしょう(純利益がマイナスになりえることは誰もが知っているので)。我々の著書 『Quantifying the … Continue reading NPSとUXについて知っておくべき10の大切なこと